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研究の足跡
2008/9/24
 第51回果汁技術研究発表会において「β-クリプトキサンチンパルプの摂取は脂質・糖質代謝に効果を及ぼす」について共同発表を行ないました。

 平成20年9月12日にヤクルトホール(東京)で第51回果汁技術研究発表会が行われました。本発表会では研究発表が9題、特別講演が2題行なわれ、当社も共同研究として、課題「β-クリプトキサンチンパルプの摂取は脂質・糖質代謝に効果を及ぼす」(発表者、発表の概要は下記の通りです)の発表を行ないました。また、商品(ジュース)の配布及びみかん機能性のパネル等を展示して、参加者への情報提供を行ないました。

共同研究者
共同研究者で記念撮影



   中村学園大学栄養科学部 岩本昌子(演者)、今井克己、太田英明
   株式会社 えひめ飲料   隅田孝司、小川浩史
   生物系特定産業技術研究支援センター 矢野昌充




 温州みかんに特有の成分であるβ-クリプトキサンチンが多量に含まれているフィニッシャー等処理パルプは、若年女性には、動脈硬化の促進に働くLDLコレステロールの血中濃度を低下させ、肥満者に対しては、インスリン(血糖値を下げるホルモン)感受性を高めて糖代謝を促進する等の作用をもつアディポネクチンを増加させる一方、血栓を形成しやすく動脈硬化を進行させるPAI-1が減少するなど、β-クリプトキサンチンパルプが及ぼす効果が肥満や年齢によって異なる可能性が示唆されました(生物系特定産業技術研究支援センター「異分野融合研究支援事業」より行った)。


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